歯ぐきにニキビのようなできものがある?「フィステル」とは|名古屋市北区の歯医者|志賀本通たくみ歯科・矯正歯科|家族で通える歯科医院

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歯ぐきにニキビのようなできものがある?「フィステル」とは

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2026年9月01日

歯ぐきにニキビのようなできものがある?「フィステル」とは

歯ぐきに、白っぽい・赤っぽいニキビのようなできものができていることはありませんか?

痛みがほとんどないこともあり、「口内炎かな?」「そのうち治るかな?」と様子を見てしまう方も少なくありません。

しかし、そのできものは「フィステル」と呼ばれるもので、歯の根の周囲にたまった膿が外へ排出されるためにできた通り道である可能性があります。

今回は、フィステルができる原因や症状、治療方法について詳しく解説します。

フィステルとは?

フィステルとは、歯の根の周囲にたまった膿が歯ぐきの表面へ出てくるために形成された通り道のことです。

歯科では「サイナストラクト」と呼ばれることもあります。

見た目は、歯ぐきにできた小さなニキビやおできのように見えることが多く、白色や赤色をしていることがあります。

押すと膿が出ることもありますが、自分で潰したり強く押したりすることは避けましょう。

なぜフィステルができるの?

フィステルができる代表的な原因は、歯の神経が感染し、歯の根の先に炎症が起きることです。

虫歯が深く進行すると、細菌が歯の内部にある神経まで到達することがあります。

その後、神経が壊死したり感染したりすると、歯の根の先に膿がたまり、「根尖性歯周炎」と呼ばれる状態になることがあります。

たまった膿の圧力が高くなると、膿が外へ出ようとして骨や歯ぐきを通り、フィステルが形成されます。

また、過去に根管治療を行った歯でも、根の中に細菌が残っていたり、再び細菌感染が起こったりすることでフィステルができることがあります。

痛くないから放置しても大丈夫?

フィステルは痛みがないことも多いため、そのままにしてしまう方もいらっしゃいます。

しかし、痛みがないからといって治っているわけではありません。

フィステルから膿が排出されることで内部の圧力が下がり、一時的に痛みを感じにくくなっている場合があります。

つまり、歯の根の周囲では炎症が続いている可能性があります。

放置すると炎症が大きくなり、歯を支える骨が徐々に失われたり、急に腫れや強い痛みが出たりすることがあります。

さらに感染が広がると、顔が腫れることもあります。

フィステルが消えたら治ったということ?

フィステルは、自然に小さくなったり、一時的に消えたりすることがあります。

しかし、それだけで原因となっている感染がなくなったとは限りません。

膿が出る量や炎症の状態によって、一時的に歯ぐきの表面が閉じることがあるためです。

その後、再び同じ場所にフィステルができることもあります。

「以前できものがあったけれど消えた」という場合でも、一度歯科医院で確認することをおすすめします。

どのように診断するの?

歯科医院では、まず歯や歯ぐきの状態を確認します。

必要に応じてレントゲン撮影を行い、歯の根の先に炎症や骨の変化がないかを確認します。

また、どの歯が原因なのか分かりにくい場合には、フィステルの通り道を確認する検査を行うこともあります。

見た目だけでは原因を特定できないこともあるため、詳しい診査が重要です。

フィステルの治療方法

治療で大切なのは、フィステルそのものを取り除くことではなく、原因となっている感染を治療することです。

根管治療

歯の内部に感染がある場合には、根管治療を行います。

感染した神経や細菌を取り除き、歯の根の中をきれいに洗浄・消毒します。

原因となる感染が改善すると、多くの場合フィステルも徐々に消失していきます。

根管治療のやり直し

すでに根管治療を受けている歯にフィステルができた場合には、再根管治療が必要になることがあります。

以前詰めた材料を除去し、再び根の中を清掃・消毒します。

外科的な治療

通常の根管治療だけでは改善が難しい場合には、歯根端切除術などの外科的治療を検討することがあります。

歯根端切除術とは、歯ぐき側から炎症のある部分へアプローチし、感染した組織や歯の根の先端を取り除く治療です。

抜歯

歯の状態や感染の大きさ、歯根の破折などによって歯を残すことが難しい場合には、抜歯が必要になることもあります。

フィステルを自分で潰してもいい?

フィステルを自分で潰すことはおすすめできません。

膿が出ると一時的に小さくなることがありますが、原因となっている歯の感染が治るわけではありません。

また、強く触ることで歯ぐきを傷つけたり、感染を悪化させたりする可能性もあります。

できるだけ触らず、歯科医院を受診しましょう。

こんな症状がある場合は早めに歯科医院へ

次のような症状がある場合には、一度歯科医院での診察をおすすめします。

・歯ぐきにニキビのようなできものがある
・同じ場所に何度もできものができる
・歯ぐきを押すと膿が出る
・歯が浮いたような感じがする
・噛むと違和感がある
・過去に神経の治療をした歯の歯ぐきが腫れている
・以前歯ぐきにできものがあったが自然に消えた

痛みがなくても、歯の根の周囲で感染が進んでいることがあります。

まとめ

フィステルは、歯ぐきにできるニキビのような小さなできものですが、その原因は歯の根の周囲にある感染であることが多いです。

膿が排出されることで痛みを感じにくいこともありますが、自然に治ったわけではありません。

放置すると炎症が広がり、歯を支える骨に影響が出ることもあります。

歯ぐきに同じようなできものを見つけた場合には、自分で潰さず、早めに歯科医院で原因を確認することが大切です。

ご予約はこちら→https://www.cieasyapo2.ci-medical.com/3295/login

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