2026年6月12日

私たちは本来、鼻で呼吸をするようにできています。しかし、アレルギー性鼻炎や習慣などが原因で口呼吸になっている方は少なくありません。
実は口呼吸は、お口の健康だけでなく、歯並びや全身の健康にもさまざまな影響を与えることがあります。
口呼吸とは?
口呼吸とは、鼻ではなく主に口で呼吸をする状態のことです。
以下のような症状がある方は、口呼吸になっている可能性があります。
・いつも口が開いている
・朝起きると口が乾いている
・いびきをかくことが多い
・唇が乾燥しやすい
・食事中によくクチャクチャ音がする
口呼吸がお口に与える影響
虫歯や歯周病になりやすくなる
口で呼吸すると、お口の中が乾燥しやすくなります。
唾液には細菌の増殖を抑えたり、歯を守ったりする働きがありますが、お口が乾燥するとその働きが弱くなります。
その結果、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
口臭の原因になる
お口が乾燥すると細菌が増えやすくなり、口臭の原因となります。
特に朝起きたときに強い口臭を感じる場合は、口呼吸が関係していることがあります。
口呼吸と歯並びの関係
口呼吸が続くと、舌の位置やお口周りの筋肉のバランスが崩れやすくなります。
本来、舌は上あごについているのが自然な位置ですが、口呼吸では舌が低い位置になりがちです。
すると、
・出っ歯になりやすい
・歯並びがガタガタになりやすい
・受け口になることがある
・あごの成長に影響する
など、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。
特に成長期のお子さまでは注意が必要です。
全身の健康への影響
口呼吸は、お口の問題だけではありません。
・いびき
・睡眠の質の低下
・風邪や感染症にかかりやすくなる
・集中力の低下
など、全身の健康にも関係しているといわれています。
鼻には空気中のほこりや細菌を取り除くフィルター機能がありますが、口呼吸ではその機能が十分に働きません。
口呼吸を改善するために
口呼吸の原因によって対処法は異なりますが、
・鼻炎など鼻の病気を治療する
・口周りの筋肉を鍛える
・正しい舌の位置を意識する
・歯並びや噛み合わせを改善する
ことが有効な場合があります。
まとめ
口呼吸は、お口の乾燥による虫歯や歯周病だけでなく、歯並びや全身の健康にも影響を与える可能性があります。
「いつも口が開いている」「朝起きると口が乾く」といった症状がある方は、一度チェックしてみましょう。
お子さまの歯並びが気になる方や、口呼吸の癖が気になる方は、お気軽にご相談ください。
志賀本通たくみ歯科・矯正歯科では、お口の健康だけでなく、歯並びやお口の機能についてもサポートしています。