顎関節症を放置するとどうなる?|名古屋市北区 歯医者|家族で通える志賀本通たくみ歯科・矯正歯科

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顎関節症を放置するとどうなる?

顎関節症を放置するとどうなる?|名古屋市北区 歯医者|家族で通える志賀本通たくみ歯科・矯正歯科

2025年11月20日

顎関節症を放置するとどうなる?

──気づかないうちに全身へ広がる“悪影響”
「口を開けると痛い」「カクカク音がする」「朝起きると顎が疲れている」
こうした顎のトラブルを、つい“そのうち治るだろう”と放置していませんか?
顎関節症は、軽く見られがちな症状ですが、実は放置すると顎だけでなく全身に影響を及ぼすことがある病気です。
ここでは、顎関節症がどんな悪影響を引き起こすのか、分かりやすくお伝えします。

① 顎や顔まわりの痛みが慢性化する
顎関節症の初期症状は、
口を開けると痛い
食事の時だけ痛む
顎が疲れやすい
といった軽いものですが、放置すると慢性化して治りにくい痛みへ進行することがあります。
筋肉の緊張が続くことで、だるさ・重さ・噛みづらさが日常化してしまいます。

② 顔のゆがみや噛み合わせの悪化につながる
顎が痛い側ばかりで噛んでしまう、片側で食べるクセが強い──
こうした状態が続くと、
顔の左右のバランスが崩れる
咬筋(噛む筋肉)の発達差が出る
骨格のゆがみにつながる
など、見た目にも影響が出ることがあります。

③ 口が開きにくくなる(開口障害)
顎関節症が悪化すると、
口が指2本分ほどしか開かない「開口障害」が出ることがあります。
これが進むと、
食事がしにくい
歯科治療が困難になる
会話にも支障が出る
など生活の質が大きく低下します。

④ 頭痛・肩こり・首こりが起こる
顎周りの筋肉は首・肩ともつながっているため、
顎関節症による筋緊張が続くと、
こめかみの頭痛
首の張り
肩こり
めまい感
といった全身症状につながることがあります。
原因が顎だと気づかない方も多く、見落とされやすい症状です。

⑤ 歯や詰め物にも悪影響
食いしばり・歯ぎしりが強くなることで、
歯がすり減る
詰め物や被せ物が欠ける・外れる
知覚過敏が悪化する
歯周病を進行させる
など、歯そのものにもダメージが蓄積します。
顎の痛みが“歯のトラブル”を引き起こすケースも珍しくありません。

⑥ 精神的ストレス・睡眠の質の低下
顎の痛みや筋肉のこわばりは、
睡眠中の食いしばりを強める悪循環を作り、
眠りが浅い
朝起きて疲れている
朝から顎が痛い
など、生活全体の質にも影響します。
慢性的な症状は、気分の落ち込みやストレスの増加にもつながりやすいと言われています。

顎関節症は“早めの対策”が鍵
顎関節症は、多くの場合、
マウスピース治療
生活習慣の改善
筋肉のケア
必要に応じてボトックス治療
などを行うことで改善が期待できます。
症状が軽いうちほど治療期間も短く、悪影響を防ぐことができます。

まとめ:顎の違和感は身体のサイン。放置しないで!
顎関節症は、放置すると顎だけでなく、頭痛・肩こり・歯の破損など広い範囲に悪影響を及ぼすことがある病気です。
「少し気になる」程度でも、早めのチェックが大切。
顎のトラブルを感じたら、ぜひ当医院へ相談してください。

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